2026年、ロレックスは日本国内で1月と6月の2回にわたり価格改定を実施しました。「また値上げされたのか」「次の改定はいつなのか」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
ただ、価格改定はすべてのモデルが一律に対象となるわけではなく、2026年6月はゴールド無垢やロレゾール(コンビ)モデルを中心とした改定でした。また、ロレックスは価格改定を事前に公表しないため、憶測だけが先行してしまうことも少なくありません。
この記事では、2026年7月時点の最新価格や価格改定の内容を整理するとともに、値上げが続く背景や今後の見通しについても、公式情報や市場動向をもとに冷静に解説します。
価格の変化だけでなく、「どのような考え方で購入を判断すればよいのか」という視点も含めてまとめていますので、ロレックスの購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
- 2026年のロレックス価格改定の内容と最新定価
- 値上げが続く背景と考えられる要因
- 今後の見通しと購入判断の考え方
ロレックスは2026年に2回値上げを実施|まずは最新情報を確認

2026年のロレックスは、日本国内で2回の価格改定を実施しました。1回目は全モデルを対象とした1月の改定、2回目はゴールド系モデルを中心とした6月の改定です。この章では、それぞれの実施時期や対象モデルの違いを整理し、2026年7月時点における最新の価格改定状況を確認します。
2026年1月・6月の価格改定一覧
2026年は、例年の年初改定に加え、6月にも追加の価格改定が実施されました。まずは、改定時期と対象モデルを一覧で確認しておきましょう。
| 改定日 | 対象 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2026年1月1日 | 全モデル | ステンレスモデルから貴金属モデルまで幅広く価格を改定 |
| 2026年6月1日 | ゴールド・ロレゾール系モデル | 金価格の上昇などを背景に、ゴールド系モデルを中心に価格を改定。ステンレスモデルは据え置き |
2026年1月の改定では、多くのモデルで定価が見直されました。例えば、コスモグラフ デイトナ(Ref.126500LN)は2,499,200円となり、サブマリーナー デイト(Ref.126610LN)は1,683,000円へ改定されています。
その後、6月1日には追加の価格改定が実施されました。ただし、この改定は1月とは性格が異なり、対象はゴールドやロレゾール(コンビ)モデルが中心です。すべてのモデルが再び値上げされたわけではなく、素材によって対応が分かれた点が2026年の特徴といえます。
価格改定の実施日や最新定価はロレックス公式サイトで反映されており、正規販売店でも同日から新価格が適用されています。
2026年6月はゴールド系のみ値上げ、SSモデルは据え置き
2026年6月の価格改定で最も注目すべき点は、すべてのモデルが値上げされたわけではないということです。
対象となったのは、主にイエローゴールドやエバーローズゴールドを採用したモデル、およびそれらを組み合わせたロレゾールモデルでした。一方、ステンレススチール(SS)モデルやRLXチタンモデル、プラチナモデルなどは価格据え置きとなっています。
| 素材 | 2026年6月改定 |
|---|---|
| ステンレススチール(SS) | 据え置き |
| RLXチタン | 据え置き |
| プラチナ | 据え置き |
| ホワイトロレゾール | 据え置き |
| イエローロレゾール | 約2.5%値上げ |
| エバーローズロレゾール | 約2.5%値上げ |
| ゴールド無垢モデル | 約5%値上げ |
例えば、デイトジャスト41(Ref.126333)は6月改定で価格が引き上げられた一方、サブマリーナー デイト(Ref.126610LN)やGMTマスターIIのステンレスモデルは1月改定後の価格が維持されています。
「ロレックスが値上げした」と聞くと全モデルが一律に価格改定された印象を受けるかもしれません。しかし2026年6月の改定は、素材ごとに対象が明確に分かれていた点が特徴です。
この違いを理解しておくと、自分が検討しているモデルが実際に価格改定の対象だったのかを正確に判断できます。また、素材ごとに改定内容が異なるという事実は、近年の価格改定の傾向を読み解くうえでも押さえておきたいポイントです。
主要モデルの最新定価一覧

価格改定後の主要モデルの定価を一覧で紹介します。人気モデルを中心に掲載しているため、現在の価格帯や予算感を把握する際の参考としてご活用ください。最新の価格は変更される可能性があるため、購入前にはロレックス公式サイトでも確認することをおすすめします。
人気モデルの価格帯(目安)
| 価格帯 | 代表モデル |
|---|---|
| 100万円台 | エクスプローラー36、サブマリーナー デイトなど |
| 200万円台 | デイトナ(SS)、デイトジャスト41(コンビ)など |
| 600万円以上 | デイデイト、デイトナ(金無垢)など |
ロレックス全体の価格帯や、100万円前後から購入できるモデルを詳しく知りたい方は、『初めてのロレックスはいくらから?』の記事も参考にしてください。
スポーツモデル
スポーツモデルは、ステンレススチール製を中心に高い人気を維持しています。2026年6月の価格改定では、これらのモデルは据え置きとなりました。
| モデル | リファレンス | 2026年7月現在の定価(税込) |
|---|---|---|
| コスモグラフ デイトナ | 126500LN | 2,499,200円 |
| サブマリーナー デイト | 126610LN | 1,683,000円 |
| GMTマスターII | 126710GRNR | 1,747,900円 |
| エクスプローラー36 | 124270 | 1,177,000円 |
| エクスプローラー40 | 224270 | 1,241,900円 |
| エアキング | 126900 | 1,208,900円 |
※掲載価格は、各リファレンスの代表的な現行仕様を例として掲載しています。ダイヤルやブレスレットなどの仕様によって価格が異なる場合があるため、購入前にはロレックス公式サイトで最新の価格をご確認ください。
スポーツモデルは1月の価格改定で定価が見直された一方、6月の追加改定では対象外でした。そのため、2026年7月時点では1月改定後の価格が維持されています。
デイトジャスト・コンビ・金無垢モデル
ドレスモデルや貴金属モデルでは、1月に続いて6月にも一部モデルで価格改定が実施されました。特にイエローゴールドやエバーローズゴールドを使用したモデルは、6月の改定対象となっています。
| モデル | リファレンス | 2026年7月現在の定価(税込) |
|---|---|---|
| デイトジャスト36 | 126234 | 1,502,600円 |
| デイトジャスト41 | 126333 | 2,630,100円 |
| デイデイト40 | 228238 | 7,481,100円 |
| コスモグラフ デイトナ | 126508 | 8,199,400円 |
※掲載価格は、各リファレンスの代表的な現行仕様を例として掲載しています。ダイヤルやブレスレットなどの仕様によって価格が異なる場合があるため、購入前にはロレックス公式サイトで最新の価格をご確認ください。
2026年6月の価格改定では、ステンレススチールモデルとは異なり、コンビモデルやゴールド無垢モデルを中心に価格が引き上げられました。そのため、同じシリーズでも素材によって価格改定の有無が異なるケースがあります。購入を検討する際は、モデル名だけでなく素材まで確認すると、価格の違いを把握しやすくなるでしょう。
ロレックスが値上げを続ける理由

ロレックスは価格改定の理由を公式に公表していません。そのため、特定の要因だけを理由として断定することはできませんが、市場環境や近年の改定傾向からは、いくつかの共通した背景があると考えられています。この章では、業界で広く指摘されている主な要因を整理し、価格改定をどのように捉えるべきかを解説します。
金価格・貴金属価格の高騰
近年の価格改定で最も影響が大きいと考えられているのが、金をはじめとする貴金属価格の上昇です。
2026年6月の価格改定では、イエローゴールドやエバーローズゴールドを採用したモデル、ロレゾール(コンビ)モデルを中心に価格が引き上げられました。一方で、ステンレススチールモデルの多くは据え置きとなっており、素材によって改定内容が分かれています。
このような改定内容を見ると、原材料価格の変動が価格設定に一定の影響を与えている可能性は十分に考えられます。
もちろん、時計の販売価格は素材費だけで決まるものではありません。開発費や製造コスト、物流費などさまざまな要素が含まれますが、2026年6月の改定が貴金属モデル中心だったことは、市場環境との関連を考えるうえで一つの参考になるでしょう。
貴金属価格は短期間で大きく変動することもあるため、この要因だけで今後の価格改定を予測することはできません。ただし、ゴールドモデルを検討している方にとっては、金相場の動向も継続して確認しておきたい材料の一つです。
為替(円安・スイスフラン)
為替相場も、ロレックスの国内価格を考えるうえで無視できない要素です。
ロレックスはスイスで製造され、日本では輸入品として販売されています。そのため、日本円とスイスフランの為替レートが大きく変動すると、日本国内の価格にも影響が及ぶ可能性があります。
近年は円安傾向が続き、輸入コストが上昇しやすい環境が続いています。このことが価格改定の一因として挙げられることは少なくありません。
ただし、為替が変動したからといって、すぐに価格改定が行われるわけではありません。実際には複数の要因を踏まえて価格が見直されていると考えられ、為替だけで改定時期や値上げ幅を説明することは難しいでしょう。
そのため、「円高になれば値下がりする」「円安だから必ず値上げされる」といった単純な見方は避けるべきです。為替はあくまで価格改定を左右する要素の一つとして理解するのが適切と考えられます。
世界的な需要と価格調整
ロレックスは日本だけでなく、世界中で高い需要が続いています。
特にスポーツモデルを中心に、正規店では希望するモデルをすぐに購入できない状況が続いており、一部モデルでは定価を大きく上回る価格で取引されるケースも見られます。このような需給バランスも、価格改定の背景として挙げられることがあります。
また、ロレックスは世界各国で販売されているブランドであり、地域ごとの価格差が極端に広がらないよう調整している可能性を指摘する見方もあります。ただし、ロレックスがそのような価格戦略を公式に説明しているわけではなく、あくまで市場動向から推測されている内容です。
価格改定の理由を一つに絞ることはできませんが、2026年の改定内容を見る限りでは、貴金属価格、為替、そして世界的な需要といった複数の要因が重なった結果として価格が見直されたと考えるのが自然でしょう。
購入を検討している立場からすると、「今後も必ず値上げが続く」と考える必要はありません。一方で、価格改定が珍しい出来事ではなくなっていることも事実です。だからこそ、大切なのは将来の価格を予測することではなく、現時点で分かっている情報をもとに判断することです。次章では、価格改定の発表方法や今後の見通しについて、現時点で確認できる事実を整理します。
ロレックスの値上げは今後も続く?

将来の価格改定を正確に予測することはできません。ロレックスは価格改定の予定や理由を事前に公表しておらず、実施の有無や時期はその都度判断されていると考えられます。この章では、現時点で分かっている事実と過去の傾向を整理し、今後の価格改定について冷静に考えてみます。
値上げはいつ発表される?
結論から言えば、ロレックスは価格改定を事前に公式発表することは、これまでほとんどありません。
新しい定価は、価格改定当日にロレックス公式サイトや正規販売店の価格へ反映され、多くの場合、その時点で初めて変更が確認されます。
そのため、「来月から値上げされます」といった公式プレスリリースが事前に公開されるケースは一般的ではありません。
一方で、価格改定が近いのではないかという情報が、時計業界や販売店関係者の間で話題になることはあります。ただし、こうした情報は公式発表ではなく、必ずしも実際の改定につながるとは限りません。
購入を検討している場合は、SNSや噂だけで判断するのではなく、ロレックス公式サイトや正規販売店から確認できる情報を基準に考えることが大切です。
次回値上げはいつ?
2026年7月現在、ロレックスから次回の価格改定に関する公式発表はありません。
そのため、「次は○月に値上げされる」と断定することはできません。
もっとも、近年の国内価格を見ると、2020年以降は複数回の価格改定が実施された年もありました。2026年も1月と6月に2回改定が行われており、価格改定自体は特別な出来事ではなくなりつつあります。
ただし、これは「今後も同じペースで値上げが続く」という意味ではありません。価格改定の時期や対象モデルは毎回異なり、原材料価格や為替、市場環境など複数の要因を踏まえて決定されていると考えられます。
そのため、将来の値上げ時期を予測するよりも、「現在の価格が公式にいくらなのか」を基準に判断するほうが、結果として冷静な購入判断につながるでしょう。
今買うべきか迷っている人へ
価格改定のニュースを見ると、「もう少し待ったほうが良いのか」「今のうちに購入したほうが良いのか」と迷う方も多いと思います。
ただ、価格改定の有無だけで購入時期を決めるのは、あまりおすすめできません。
ロレックスは人気モデルほど正規店での入手が容易ではなく、希望するタイミングで購入できるとは限らないためです。また、並行市場では定価とは異なる価格で取引されることも多く、定価だけを基準に判断できない場面もあります。
一方で、「次回の値上げがあるかもしれない」という理由だけで購入を急ぐ必要もありません。価格改定は公式発表がなく、時期や対象モデルも事前には分からないため、憶測を前提に行動すると、かえって判断が難しくなることもあります。
筆者としては、欲しいモデルが明確で、現在の価格に納得できるのであれば、その時点で検討するという考え方が現実的だと感じます。
人気モデルは、価格だけでなく在庫状況や購入機会にも左右されるため、「欲しいときに購入できる」とは限りません。実際には、正規店との巡り合わせが購入の決め手になるケースも多く見られます。そのため、「値上げするかもしれない」という憶測だけで判断を急ぐのではなく、希望するモデルに出会えた際に、自分自身が納得して決断できる準備をしておくことが大切ではないでしょうか。
正規店で購入を検討している方は、予約の可否や購入方法についてまとめたこちらの記事も参考になります。

正規店だけでなく認定中古という選択肢について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

現行モデルの価格をチェックする
ロレックスは価格だけでなく、購入できるタイミングも重要なブランドです。気になるモデルがある方は、まず現在の販売価格や流通状況を確認し、自分の判断基準を持つことから始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ

2026年のロレックスは、1月と6月の2回にわたって国内価格が改定されました。特に6月は、ステンレススチールモデルではなく、ゴールド無垢やロレゾール(コンビ)モデルを中心とした価格改定だった点が特徴です。
一方で、価格改定の理由や今後の実施時期について、ロレックスが公式に公表している情報はありません。そのため、「次はいつ値上げされるのか」といった予測だけを基準に判断するのではなく、公式サイトで最新の定価を確認しながら、冷静に情報を見極めることが大切です。
ロレックスは、人気モデルほど「欲しいときに購入できる」とは限らず、価格だけでなく購入機会にも左右されるブランドです。
価格は今後も変動する可能性がありますが、それ以上に大切なのは、自分が納得できる一本と出会えるかどうかではないでしょうか。価格だけに目を向けるのではなく、購入のタイミングや巡り合わせも含めて、自分なりの判断基準を持つことが、長く満足できる一本との出会いにつながるでしょう。
🌿ロレックス公式サイト – ウォッチ
https://www.rolex.com/ja-jp
FAQ|ロレックスの値上げに関するよくある質問
最後に、ロレックスの価格改定について特によくある疑問をまとめました。記事全体の要点を振り返りたい方や、ポイントだけを確認したい方はこちらをご覧ください。
- 2026年のロレックスは何回値上げされましたか?
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日本国内では2026年に1月と6月の2回、価格改定が実施されました。1月は全モデルを対象とした改定、6月はゴールド無垢やロレゾール(コンビ)モデルを中心とした改定です。
- ロレックスの値上げは事前に発表されますか?
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原則として事前の公式発表はありません。価格改定当日に、ロレックス公式サイトや正規販売店の価格が更新されるケースが一般的です。
- 次回の値上げはいつですか?
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2026年7月現在、次回の価格改定に関する公式発表はありません。今後の時期や対象モデルを事前に断定することはできず、最新情報は公式サイトで確認することが大切です。
- ロレックスは毎年値上げしていますか?
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毎年実施されるとは限りませんが、近年は価格改定が比較的高い頻度で行われています。2026年は1月と6月の2回価格改定が実施されました。
- ロレックスはなぜ値上げを続けているのですか?
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ロレックスは価格改定の理由を公表していません。一般的には、金などの貴金属価格の上昇、為替相場の変動、世界的な需要の高まりなど、複数の要因が影響していると考えられています。

