カルティエ タンク フランセーズMMは男性にも似合う?サイズ感・LMとの違い・新型を徹底解説

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カルティエ タンク フランセーズMMは男性にも似合う?サイズ感・LMとの違い・新型を徹底解説

「タンク フランセーズは女性向けの時計」という印象を持っている男性もいるかもしれません。なかでもMMサイズは、男性が着けるには小さいのではないか、腕元で浮いてしまうのではないかと気になるところです。

一方で、近年のタンク フランセーズには男性の着用例もあり、MMとLMでは時計としての性格にも違いがあります。さらに、2023年のリニューアルではデザインにも変更が加えられました。

では、男性がMMを選ぶ場合、どこを見て判断すればよいのでしょうか。

この記事では、現行タンク フランセーズMMのサイズ感やLMとの違い、新型のデザイン、スーツやカジュアルでの合わせ方まで整理します。単に「男性には大きい・小さい」で判断せず、自分の装いと時計の好みにMMが合うのかを考えていきます。

この記事を読むとわかること
  • 男性がMMを着けたときのサイズ感と印象
  • MMとLMのサイズ・仕様・性格の違い
  • 2023年新型のデザインと着こなしのポイント
目次

タンク フランセーズ MMは男性にも選択肢になる

タンク フランセーズ MMは男性にも選択肢になる
イメージ:グランド・クロノメーター

タンク フランセーズは女性向けの時計という印象を持たれることがありますが、現行モデルにはSM・MM・LMのサイズが用意され、MMは男性の着用例も確認できます。ここでは、男性がMMを選ぶことを考えるうえで、まず押さえておきたいサイズとデザインの特徴を見ていきます。

現行MMは32×27mm|男性が着けても成立するサイズ

現行のタンク フランセーズ MMは、ケースサイズが縦32mm×横27mm、厚さ7.1mm。ステンレススティール製の主要モデルにはクォーツムーブメントが搭載されています。

このサイズが男性にとって小さすぎるかどうかは、腕周りだけで一律に決められるものではありません。角型時計は、ケースの横幅だけでなく、縦横比や厚さ、ブレスレットまで含めた見え方によって印象が変わるためです。

実際、2023年のリニューアル時には、メンズ誌の企画で井之脇海さんと窪塚洋介さんがMMサイズを着用した例も公開されています。いずれも32×27mmのMMで、前者はシャツとTシャツ、後者はジャケットと合わせて紹介されました。新型のタンク フランセーズが、男性のスタイリングでも成立することを具体的に確認できる着用例のひとつです。

したがって、男性がMMを選ぶ際に問題になるのは「男性には着けられないサイズか」ではなく、この控えめなサイズ感が自分の好む時計の存在感に合っているかという点です。

男性がMMを選ぶ魅力は「大きさ」よりも全体のバランス

MMの特徴は、単にケースが小ぶりであることだけではありません。32×27mm、厚さ7.1mmという寸法に加え、ケースとブレスレットが連続して見えるタンク フランセーズ独自の構成によって、手元全体をひとつのデザインとして見せやすい点にあります。カルティエ自身も、ケースがブレスレットの中央に組み込まれ、そのラインを連続させるデザインをコレクションの特徴として説明しています。

そのため、MMはケースだけを見れば控えめでも、腕に載せたときにはブレスレットまで含めた存在感があります。大型のラウンドウォッチとは異なり、時計だけを前面に出すというより、直線的なケースとブレスレットが手元を整える方向のデザインです。

この性格は、シャツやジャケットなど袖口との干渉を抑えたい服装とも合わせやすいでしょう。2023年の男性着用例でも、MMはシャツやTシャツ、ジャケットといった異なるスタイルに合わせて紹介されています。

個人的にも、この時計をサイズの数字だけで判断するとMMの特徴を捉えにくいと考えます。32×27mmというケース寸法に目が向きやすい一方で、実際の印象を左右するのは、薄いケースと連続性のあるブレスレットを含めた全体のプロポーションです。

男性がMMを選ぶ意味は、腕時計を大きく見せることではなく、タンク フランセーズの造形を控えめなサイズで身につけることにあります。

MMとLMは「大きさ」だけでなく、時計としての性格が違う

MMとLMは「大きさ」だけでなく、時計としての性格が違う
イメージ:グランド・クロノメーター

男性がタンク フランセーズを選ぶ際、比較対象になりやすいのがMMとLMです。両者はケースの大きさだけでなく、厚さやムーブメント、表示機能にも違いがあります。サイズ表だけでは見えにくい、それぞれの特徴を整理します。

MMとLMのサイズ・厚さ・ムーブメントを比較

現行のステンレススティールモデルで比較すると、MMとLMはケース寸法だけでなく、ムーブメントや表示機能も異なります。

タンク フランセーズのサイズ
左からSM、MM、LM 出典:カルティエ公式
MMLM
ケースサイズ32×27mm36.7×30.5mm
厚さ7.1mm10.1mm
ムーブメントクォーツ自動巻き
日付表示なしあり

MMは32×27mm、厚さ7.1mmのクォーツモデルです。一方、LMは36.7×30.5mm、厚さ10.1mmで、自動巻きムーブメントと日付表示を備えています。

したがって、LMは単純にMMのケースを大きくしたモデルではありません。ケースサイズが変わるだけでなく、厚さ、駆動方式、表示機能まで異なるため、両者は時計として異なる性格を持っています。

男性がMMとLMを選ぶときの判断軸

男性がMMとLMで迷った場合、腕周りだけでサイズを決める必要はありません。むしろ、どのような時計を身につけたいかを先に整理すると、両者の違いが分かりやすくなります。

まずMMは、控えめな存在感と薄さを重視する人に向いた仕様です。32×27mm、厚さ7.1mmという寸法は、タンク フランセーズの特徴的な造形を保ちながら、時計そのものを大きく見せる方向には寄りません。クォーツであることも含め、薄型で端正な時計を日常的に使いたい場合に適した選択肢といえます。

一方のLMは、角型時計にもある程度の存在感を求め、自動巻きや日付表示を重視する人に向いています。36.7×30.5mmというケースはMMより明確に大きく、厚さも10.1mmあります。そのため、手元で時計の存在感を出したい場合や、機械式時計としての仕様を選びたい場合には、LMの方向性が合いやすくなります。

ここで重要なのは、「男性ならLM」という基準だけで考えないことです。男性の着用例を見るとMMとLMの双方が実際に使われており、サイズの選択肢は性別だけで決まるものではありません。

最終的には、①時計の存在感、②ケースの薄さ、③クォーツと自動巻きのどちらを選ぶか、④日付表示の必要性という4点を基準にすると判断しやすくなります。腕周りはその結果を確認するための要素として捉えると、MMとLMのどちらを選ぶかが整理しやすいでしょう。


左・タンク フランセーズ MM WSTA0105、右・タンクフランセーズ LM WSTA0067:宝石広場(楽天市場)

タンク フランセーズ MM、LMの着用例。ケースサイズだけでなく、手首とブレスレットを含めた全体のバランスを確認できます。

2023年の新型は何が変わった?「ダサい」と感じる理由も整理

2023年、タンク フランセーズは大きなリニューアルを迎えました。1996年の誕生以来、長く親しまれてきたデザインに手が加えられ、ケースやブレスレット、文字盤、リューズなどの造形が見直されています。ここでは、旧型から変わった部分と、その変化によって生まれる見た目の違いを整理します。

新型はケース・ブレスレット・文字盤などの造形を刷新

2023年のリニューアルでは、タンク フランセーズの象徴であるケースとブレスレットの一体感を保ちながら、各部の造形が見直されました。

カルティエは新型について、ケースの縦枠に丸みを持たせ、リューズをケースの造形に組み込むデザインを採用しています。また、ブレスレットもケースから連続するような構成となり、リンク同士がしなやかにつながる設計へと変更されました。


タンク フランセーズ MM WSTA0105:宝石広場(楽天市場)


文字盤にも変更があります。現行のステンレススティール製MMではシルバーのサンレイ仕上げが採用され、青焼きのソード型針と組み合わせられています。リューズにはシンセティック カボションシェイプ スピネルを配した仕様です。

ステンレススティールではMMが32×27mm、LMが36.7×30.5mmで、MMはクォーツ、LMは自動巻きという構成になっています。

つまり、新型の変更点はケースサイズだけにとどまりません。ケースとブレスレットのつながり方、リューズの収まり、文字盤の仕上げなど、時計全体の造形を改めて組み直したことがポイントです。

新型を「好みではない」と感じる人がいるのはなぜか

新型を見て、旧型のほうが好みだったと感じる人がいても不思議ではありません。

筆者自身、現行モデルを見ていて印象に残るのは、ケースとブレスレットの連続性が強くなったことで、時計全体が以前よりも「つるんとした」ひとつの造形に見えることです。

■新型

ジャックロード 【腕時計専門店】(楽天)
■旧型

KOMEHYO ONLINESTORE 楽天市場店

ケースからブレスレットへと途切れなくつながるラインに加え、リューズもケースから独立して主張するというより、全体の造形に馴染むように収められています。カルティエ自身も、新型についてケースとブレスレットの連続性や、丸みを帯びた縦枠、組み込まれたリューズを特徴として挙げています。

この変化を、滑らかでまとまりのある造形として好む人もいるでしょう。一方で、旧型のケースとブレスレットの境界がつくるメリハリを好む人からすると、現行モデルは少し印象が違って見える可能性があります。

ここは、どちらが優れているという話ではありません。新型のタンク フランセーズを選ぶなら、写真で見るサイズだけでなく、この「全体がひと続きに見える造形」を自分がどう感じるかも確認しておきたいところです。

男性がタンク フランセーズMMを着けると、どんな印象になる?

男性がタンク フランセーズMMを着けると、華美になりすぎず、端正で洗練された印象にまとまりやすいのが特徴です。サイズだけでなく、角型ケースとブレスレットが服装全体に与える印象にも注目すると、MMの使い方が見えてきます。

スーツ・ジャケットではMMの薄さと端正さが活きる

タンク フランセーズMMは、ケース厚7.1mmと比較的薄く、シャツの袖口にも収めやすい薄さです。スーツやジャケットに合わせる場合は、時計だけを強く主張させるのではなく、角型ケースの端正な輪郭を装いの一部として取り入れるとまとまりやすくなります。

無地のシャツやテーラードジャケットなど、すっきりした服装とも合わせやすく、控えめなサイズ感ながら手元にきちんとした印象を加えられます。

ただし、タンク フランセーズはメタルブレスレット一体型のデザインです。革ベルトのドレスウォッチとは性格が異なるため、格式を重視するフォーマルシーンに限定するより、ビジネススーツやジャケットスタイルを含む、きれいめな装いに合わせる時計と考えるほうが自然です。職場のドレスコードや服装によっても適した使い方は変わります。

カジュアルでは「時計だけが浮かない」合わせ方が重要

休日の服装では、MMのコンパクトなサイズを活かし、時計だけが目立ちすぎないようにすると合わせやすくなります。

たとえば、Tシャツにジャケットを羽織るスタイルや、シャツとデニムを組み合わせたきれいめなカジュアルなら、角型ケースとメタルブレスレットが手元のアクセントになります。

タンク フランセーズはケースとブレスレットが連続するデザインそのものに存在感があるため、服装まで装飾的にする必要はありません。シンプルな服に合わせることで、時計の造形が引き立ちます。

また、MMは腕時計としてだけでなく、ブレスレットに近い感覚で装いに加えられるのも特徴です。カジュアルでも時計を主役にするのではなく、アクセサリーのひとつとして扱うと、男性の装いにも自然に馴染ませやすくなります。

タンク フランセーズMMを選ぶ前に確認したい3つのポイント

ここまで見てきたように、MMが男性に合うかどうかは、性別や腕の太さだけで決まるものではありません。購入後に「思っていたものと違った」とならないためにも、サイズ以外の部分を含めて3つのポイントを確認しておきましょう。

① 大きな時計ではなく、控えめな存在感を求めているか

タンク フランセーズMMを選ぶうえで、まず考えたいのが「どの程度の存在感を時計に求めるか」です。

現行MMは32×27mmと、近年の大型ケースの腕時計と比べれば控えめなサイズです。そのため、腕元で時計を大きく見せたい人には、物足りなく感じる可能性があります。

一方で、シャツやジャケットの袖口から時計だけが強く主張するより、装いの中に自然に収めたい人にとっては、このサイズ感が魅力になります。

男性が着ける場合も、「メンズ時計らしい大きさ」を基準にする必要はありません。小さめの時計を選ぶことに、自分なりの魅力を感じられるか。ここが、MMを選ぶ際の最初の判断軸になります。

② クォーツの薄さと扱いやすさをどう考えるか

MMを選ぶ際には、サイズだけでなくクォーツムーブメントであることも確認しておきたいポイントです。現行ステンレスMMはクォーツ式で、ケース厚は7.1mm。時・分表示に絞ったシンプルな構成です。

クォーツは、機械式のようにゼンマイを巻き上げたり、腕の動きで動力を蓄えたりする方式ではありません。そのため、機械式時計特有のムーブメントを眺める楽しさや、機械を所有する満足感を重視する人には、選択の基準が変わってきます。

一方で、薄さや時刻を確認する道具としての扱いやすさを重視するなら、クォーツであることはMMの特徴として捉えられます。クォーツは一般に機械式より高い精度を得やすく、日常的に時刻を確認する時計として扱いやすい方式です。

「カルティエの時計だから機械式であってほしい」と考えるのか、それとも日常での使いやすさを優先するのか。ここは購入前に整理しておきたいところです。

③ 新型のデザインを自分が好ましいと思えるか

最後に確認したいのが、現行モデルのデザインそのものです。

前章で見たように、2023年のリニューアルではケースやブレスレット、リューズなどの造形が見直されました。現行MMは、ケースとブレスレットが連続する一体感のあるデザインが特徴です。

そのため、スペックや写真上のサイズだけで決めるのではなく、ケースの仕上げ、文字盤、リューズ、ブレスレットまで含めた全体の造形が自分の好みに合うかを確認することが大切です。

特に旧型を知っている人は、新型との細かな違いによって印象が変わることがあります。「新作はダサい」「買って後悔する」といった評価だけで判断するのではなく、実物を見たときに自分がどう感じるかを基準にしたほうが、購入後のギャップを抑えやすくなります。

まとめ|男性がタンク フランセーズMMを選ぶときに見るべきこと

まとめ|男性がタンク フランセーズMMを選ぶときに見るべきこと
イメージ:グランド・クロノメーター

タンク フランセーズMMは、男性にとっても選択肢になるサイズです。32×27mmの控えめな大きさと7.1mmの薄さを活かし、腕元で時計を強く主張させず、端正な印象にまとめられることが、男性がMMを選ぶ理由のひとつです。

一方、LMはMMより存在感があり、自動巻きや日付表示も備えています。つまり、MMとLMはサイズだけでなく、時計としての性格が異なります。

また、2023年の新型はケースやブレスレット、リューズなどの造形が見直されています。「男性だからLM」ではなく、求める存在感、薄さ、ムーブメント、そして新型のデザインが自分の好みに合うか。この視点から選ぶことが、MMを購入する際の判断につながります。

FAQ|カルティエ タンク フランセーズMMに関するよくある質問

タンク フランセーズにメンズモデルはありますか?

タンク フランセーズには、男性専用と明記されたモデルだけでなく、男性も着用できるサイズ展開があります。現行モデルではMMやLMなどがあり、実際に男性がMMを着用した例も公開されています。

タンク フランセーズMMは男性には小さいですか?

一概に小さいとはいえません。MMは32×27mmと控えめなサイズですが、時計を大きく見せるより、薄さや端正な存在感を重視する男性には選択肢になります。

男性がタンク フランセーズを選ぶならMMとLMのどちらですか?

どちらが適しているかは、求める時計の性格によって異なります。MMは控えめな存在感と薄さ、LMはより大きな存在感と自動巻き・日付表示を重視する場合に向いています。

参考・出典

カルティエ公式

MEN’S NON-NO WEB

  • カルティエ「タンク フランセーズ」とファッションでつながるユースたち ──特別な1本の時計をつけて過ごす3人の休日
    2023年のリニューアル後のタンク フランセーズについて、MM・LMのサイズや、男性の着用例、スタイリングを確認できます。
    https://www.mensnonno.jp/fashion/304540/
  • 【井之脇 海】自分のためだけに刻む時を身につける。カルティエ「タンク フランセーズ」と スタイルのある男たち
    井之脇海さんによるMM(32×27mm)の着用例や、2023年リニューアル後のデザインについて確認できます。
    https://www.mensnonno.jp/fashion/326184/
  • 【窪塚洋介】自分のためだけに刻む時を身につける。カルティエ「タンク フランセーズ」と スタイルのある男たち
    窪塚洋介さんによるMM(32×27mm)の着用例や、ジャケット・Tシャツとのスタイリングを確認できます。
    https://www.mensnonno.jp/fashion/326205/
  • 【玉森裕太】自分のためだけに刻む時を身につける。カルティエ「タンク フランセーズ」と スタイルのある男たち
    玉森裕太さんによるLM(36.7×30.5mm)の着用例を確認できます。
    https://www.mensnonno.jp/fashion/326161/
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この記事を書いた人

知足 知足 個人ブロガー、ライター

時計に興味を持つきっかけは、兄が所有していたオメガ スピードマスター プロフェッショナル。 その後、時計が持つ背景や思想に惹かれるようになり、現在はジャック・マイヨールに共感し、オメガ シーマスターのジャック・マイヨールモデルを状態の良い個体で探し続けている。
普段はウェブライターとして、情報の正確性と文脈整理を重視した記事制作に携わっており、 本サイトでもメーカー公式資料や公開データをもとに、感情論に偏らない情報提供を心がけている。

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