IWC マーク15の相場は?中古価格・買取価格と高騰理由を徹底解説

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IWC マーク15の相場は?中古価格・買取価格と高騰理由を徹底解説
イメージ:グランド・クロノメーター

「IWC マーク15はいくらくらいで買えるの?」

生産終了から年月が経った今、マーク15の中古価格を調べると、思っていたより高い価格で販売されている個体が見つかります。一方で、同じMark XVなのに、価格にはかなり幅があります。

なぜ、これほど差があるのでしょうか。

実はマーク15の相場は、モデル名だけでは判断できません。Ref.(リファレンス番号)や文字盤の違い、個体の状態、整備歴、付属品などによって、評価は変わります。 さらに、中古販売価格と買取価格も同じ「相場」ではありません。

この記事では、2026年の中古市場で確認できる価格データをもとに、マーク15の販売価格・買取価格を整理します。さらに、価格が高くなった背景や、同じMark XVでも価格差が生まれる理由、購入・売却前に確認したいポイントまで詳しく解説します。

「高いから買う」「安いから買う」ではなく、その価格が付いている理由まで分かれば、マーク15選びはもっと冷静に判断できます。

この記事を読むとわかること
  • IWC マーク15の現在の中古相場と価格帯
  • マーク15の買取価格と販売価格の違い
  • 価格差や高騰につながる主な理由と要因
目次

IWC マーク15の相場は?2026年の中古価格と買取価格

IWC マーク15の相場は?2026年の中古価格と買取価格
イメージ:グランド・クロノメーター

マーク15は生産終了から年月が経過しているため、現在の価格は新品の定価ではなく、中古市場での個体ごとの条件によって形成されています。同じリファレンスでも、コンディションや付属品、整備履歴などによって価格差が生じるため、「マーク15は○万円」という一つの数字だけでは実態を捉えにくいモデルです。ここでは、中古販売価格と買取価格を分けたうえで、現在確認できる価格データから相場の見方を整理します。

2026年の中古販売価格は個体によって幅がある

2026年9月8日時点で確認できる販売例や、直近の価格データを見ると、マーク15の中古販売価格にはかなり幅があります。

マーク15の価格を調べるときは、まずRef.を確認してみましょう。

代表的なブラック文字盤のIW325301では、楽天市場で65万8,000円の販売例が確認できます。


マーク XV IW325301:OKURA(おお蔵)楽天市場店

一方、腕時計投資.comでは、2026年8月14日時点のIW325301について、登録されている価格の平均値が50万3,800円、最安値が45万9,800円、最高値が54万7,800円となっています。

この差は、単純な価格の上下だけで説明できるものではありません。中古時計の場合、同じリファレンスでも、ケースやブレスレットの状態、文字盤や針の状態、保証書・箱などの付属品、オーバーホールやメンテナンスの履歴などが異なるためです。

実際、IW325301については、過去の販売例でも45万9,800円から60万円台まで登録価格が動いており、掲載されている個体数も多くありません。したがって、現在確認できる数件の販売価格を単純に平均して「これがマーク15の相場」とするのは適切ではありません。

白文字盤のIW325310になると、さらに価格差が目立ちます。2026年に確認できる販売例では、108万9,000円や115万円、118万円といった価格が見られます。いずれも希少性の高い白文字盤で、付属品や整備状態も異なるため、ブラック文字盤のIW325301と同じ基準で価格を比較することはできません。


マークXV デイト IW325310:CLOSER(楽天市場)

このように、マーク15の中古価格を見る際は、リファレンスだけでなく「どの個体が、どのような状態で、何が付属しているのか」まで確認することが重要です。

買取価格は中古販売価格より低くなる

売却を考える場合は、中古販売価格と買取価格を分けて考える必要があります。

たとえばIW325307について、時計買取専門のPIAZOでは、2026年2月の査定事例として、2026年2月の9社査定事例では平均31万5,000円、最高33万6,000円が確認されています。また、同サイトが2026年9月3日に更新したIW325307の参考買取価格は、新品同様29万〜34万円、美品24万〜28万円、良品18万〜23万円です。いずれも箱・保証書完備を前提とした参考値で、実際の査定額は状態やシリアル、店舗の在庫状況などによって変わるとされています。

ここで押さえておきたいのが、中古販売価格と買取価格は同じものではないという点です。

販売店が60万円で中古時計を販売していたとしても、その時計を所有者が売却するときに60万円で買い取ってもらえるわけではありません。販売価格には、仕入れ後の整備や販売にかかるコスト、在庫リスクなども含まれるためです。

また、買取店によって査定額が異なることもあります。PIAZOの2026年2月のIW325307の事例でも、同じ個体に対して査定額に差が生じています。したがって、買取価格を見るときは「販売価格の何割か」と単純に考えるより、実際の査定事例を参考値として捉えるほうが実態に近いでしょう。

「相場」は販売価格と買取価格を分けて見る

中古時計の価格を調べるときに注意したいのが、「相場」という言葉の意味です。販売店が現在提示している価格と、過去に登録された価格データ、所有者が売却するときの買取価格では、それぞれ意味が異なります。

価格の種類意味
中古販売価格店舗や販売サイトが現在提示している価格
過去の価格データ過去に登録された販売価格などから見た価格の推移
買取価格買取店が所有者から時計を買い取る際の査定額

マーク15のIW325301については、腕時計投資.comが日々の登録価格を集計しており、2026年8月14日時点では平均値50万3,800円、最安値45万9,800円、最高値54万7,800円となっています。過去のデータを見ると、登録される個体数が少ない日もあり、価格も大きく動いています。

一方、同サイトには過去の販売データを基にした価格情報も掲載されています。たとえば2026年5月16日付のIW325301では、平均値56万7,880円という記録が確認できます。現在の掲載価格と過去の販売データでは集計時点や対象となる個体が異なるため、数字が一致しないのは不自然なことではありません。

ここから分かるのは、「マーク15の相場は○万円」と一つの数字に置き換えるより、現在いくらで売りに出されているのか、過去にどの程度の価格で取引・販売されていたのか、そして売却するといくら程度の査定になるのかを分けて見ることが大切だということです。

特に生産終了から時間が経過したマーク15では、同じリファレンスでも個体差が価格に反映されやすくなります。購入時は販売価格を、売却時は買取事例を、それぞれ別のデータとして確認すると、現在の価格水準をより正確に把握できます。

IWC マーク15はなぜ高騰した?価格が上がった理由

IWC マーク15はなぜ高騰した?価格が上がった理由
イメージ:グランド・クロノメーター

マーク15は現在の販売価格を見ると、過去の記事で紹介されていた価格帯より高い個体も目立ちます。ただし、すべての個体が同じように値上がりしているわけではありません。ここでは、生産終了による供給面と、マーク15そのものが持つデザイン上の特徴から、現在の価格が評価される背景を整理します。

生産終了モデルで供給が増えない

マーク15の価格を考えるうえで、まず押さえておきたいのが、現在は新品として生産・供給されているモデルではないという点です。

IWCによると、マーク15(IW325301)は1999年に登場し、2006年に後継モデルのマーク16へ移行しました。現在のIWC公式サイトでは、マーク15は「過去のコレクション」に掲載されています。

つまり、現在流通しているマーク15は、基本的にすでに生産された個体です。現行モデルのようにメーカーから新しい個体が継続的に供給されるわけではないため、状態の良い個体や付属品がそろった個体を探す場合には、流通量そのものが価格を見る際の要素になります。

ただし、「生産終了している=必ず価格が上がる」というわけではありません。 生産終了モデルでも需要が弱ければ価格は上がりません。マーク15の場合は、供給が増えにくいことに加えて、モデルそのものへの評価が中古市場の価格形成に影響しています。

38mmのサイズとMarkシリーズらしいデザインが評価されている

マーク15が単なる生産終了モデルとしてではなく、現在も探されている理由の一つが、そのサイズとデザインです。

マーク15はケース径38mmで、視認性を重視したシンプルな文字盤と、IWCのパイロット・ウォッチらしい端正な外観を備えています。IWC自身も、マーク15をマーク12、マーク16などと並ぶ「Mark」シリーズの系譜の一つとして紹介しています。

現在のマークシリーズでは、たとえばマークXXが40mmとなっているため、マーク15の38mmというサイズは現行モデルとは異なる魅力を持っています。

また、マーク15は機能を過度に追加せず、時刻と日付を中心とした実用的な構成です。こうした簡潔なデザインとMarkシリーズの連続性が、現在の中古市場でも評価される背景の一つと考えられます。

ただし、「小さいサイズだから高騰した」と単純に説明することはできません。価格には生産時期、個体の状態、付属品など複数の要素が関係するためです。

「高騰=今後も上がる」とは限らない

ここまで見ると、マーク15は生産終了によって供給が増えにくく、サイズやデザインにも現在まで続く魅力があることから、一定の価格で評価されていると考えられます。

一方で、現在の販売価格が高いからといって、今後も同じペースで上昇すると判断するのは適切ではありません。

実際の中古市場では、同じリファレンスでも掲載価格に幅があり、時期によって価格水準も変動しています。個体数が限られるモデルほど、一部の高額な販売例が目立つことで、市場全体が大きく値上がりしているように見える場合にも注意が必要です。

そのため、マーク15について「過去より何%上がった」「今後さらに大きく値上がりする」といった一律の数字や将来予測を、そのまま相場の判断材料にすることはおすすめできません。

購入を検討する場合は、現在の販売価格だけを見るのではなく、同じリファレンスの複数の個体を比較し、その価格差が状態や付属品などの違いによるものなのかを確認することが大切です。

IWC マーク15の相場を左右するポイント

IWC マーク15の相場を左右するポイント
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マーク15の価格差を理解するには、モデル名だけを見るのでは不十分です。同じMark XVでも、文字盤やリファレンス、個体の状態、整備歴、付属品などによって評価は変わります。ここでは、購入・売却のどちらにも役立つ、価格を見る際の確認ポイントを整理します。

文字盤やRef.によって評価が変わる

マーク15には複数のリファレンスが存在し、文字盤の仕様にも違いがあります。

代表的なものとして、ブラック文字盤のIW325301やIW325307、IW325309、IW325314などがあり、白文字盤ではIW325310などが流通しています。

特に白文字盤のマーク15は、中古市場でも比較的目を引く存在です。ただし、白文字盤だから一律に高額になると考えるのは適切ではありません。同じ白文字盤でも、ケースやブレスレットの状態、付属品、整備歴などによって販売価格は変わります。

したがって、マーク15を探す際は「Mark XV」というモデル名だけで判断せず、まずRef.を確認し、そのうえで文字盤の仕様を照合することが大切です。

状態・整備歴・文字盤交換歴が価格に影響する

同じRef.でも価格差が大きくなりやすいのが、時計そのものの状態です。

ケースやブレスレットの傷や使用感はもちろん、ケースの研磨状態、文字盤や針の状態、機械のコンディションなども個体ごとに異なります。さらに、オーバーホールやコンプリートサービスを受けた時期、その内容が確認できるかどうかも、購入時には確認しておきたいポイントです。

また、文字盤や針が交換されている個体では、オリジナルの仕様と現在の状態を分けて確認する必要があります。 IWCのコンプリートサービスでは、必要に応じて部品交換を行うことが公式に案内されているため、交換歴があること自体を単純にマイナス評価することもできません。

一方で、メーカーで文字盤を交換した個体のなかには、通常流通している仕様とは異なることから、販売店が特殊な個体として扱っている例もあります。

こうしたケースでは、単純に「同じRef.だから同じ価格」とは比較できません。交換の有無だけでなく、何が交換され、どのような履歴が確認できるのかまで見ることが重要です。

箱・保証書・付属品の有無だけで価格を決めない

中古のマーク15では、時計本体だけでなく付属品も確認しておきたいところです。

たとえば、箱、保証書、冊子、余りコマ、修理明細などがそろっているかどうかは、個体の履歴を確認するうえで参考になります。

特に修理明細やサービス履歴が残っていれば、いつ、どのような整備を受けたのかを確認できる場合があります。IWCでは現在もサービス内容を記録しながら修理・コンプリートサービスを行っているため、整備履歴を確認できる個体は、購入判断の材料にしやすいでしょう。

ただし、「フルセットなら必ず何万円高い」といった一律の評価はできません。 付属品の有無による価格差は、販売店や個体、時計本体の状態などによって変わるためです。

マーク15の価格を比較するときは、表示価格だけでなく、どのRef.なのか、どのような状態なのか、整備履歴や付属品がどこまで確認できるのかまでそろえて見ると、個体ごとの価格差を理解しやすくなります。

IWC マーク15を買うなら「安さ」だけで判断しない

IWC マーク15を買うなら「安さ」だけで判断しない
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マーク15は中古市場で価格差が大きいため、「相場より安い」という理由だけで購入を決めるのはおすすめできません。価格だけでなく、時計そのものの状態や履歴、販売店の情報まで確認することが大切です。特に、信頼性を十分に確認できない販売店については、価格が魅力的でも無理に候補に残す必要はありません。

相場より極端に安い個体は「なぜ安いのか」を確認する

相場と比べて極端に安いマーク15を見つけた場合は、価格の魅力より先に、なぜその価格なのかを確認しましょう。

まず確認したいのは、販売者の情報が明確かどうかです。会社名や所在地、連絡先などの事業者情報が確認でき、商品についてもRef.や仕様、状態、付属品などが具体的に説明されているかを見ます。

保証や返品条件が明記されているか、写真から時計の状態を十分に確認できるか、修理・部品交換の履歴が分かるかといった点も判断材料になります。

特に注意したいのが、聞いたことのない販売店や、実態が分かりにくいウェブサイトです。 無名の販売店だから問題があるとは限りませんが、事業者情報や販売実績などを確認できない場合は、価格だけを理由に購入を進めるべきではありません。

また、そうしたサイトに対して、無理に問い合わせて情報を集める必要もありません。公開されている情報だけで信頼性を判断できないのであれば、その時点で候補から外し、別の販売店を探すほうが安心です。

もちろん、相場より安いことだけを理由に、偽物や悪質な販売店と断定することもできません。整備状態や付属品、在庫事情などによって価格差が生じる場合もあるためです。

大切なのは、安い個体を見つけたことではなく、その価格と時計、そして販売店について納得できる情報がそろっているかを確認することです。

IWC公式のサービス・真正性確認も選択肢になる

個体の真正性や製造履歴について確認したい場合は、IWCが提供する公式サービスを利用できる場合があります。

IWCでは、時計の真正性を確認したうえで証明書を発行するサービスを案内しており、製造記録も保有しています。古いモデルについては、時計の状態やこれまでの修理・部品交換の状況などによって、確認できる内容や対応が異なる場合があります。

また、正規のサービスセンターでは、時計の状態を確認したうえで必要な修理や部品交換などが行われます。

中古のマーク15では、購入前にすべての履歴を把握できるとは限りません。そのため、販売店の商品説明だけでは判断が難しい個体については、メーカーが提供している公式サービスも確認手段の一つとして覚えておくとよいでしょう。

購入前に確認したいのは「価格+個体+販売店」

マーク15を購入するか判断するときは、次の3つをセットで確認すると整理しやすくなります。

価格

  • 他店ではいくらで販売されているか
  • 中古販売価格と買取価格を混同していないか

個体

  • Ref.と文字盤の仕様
  • ケース・ブレスレットなどの状態
  • 文字盤や針などの交換歴
  • 箱・保証書・余りコマなどの付属品
  • オーバーホールなどの整備履歴

販売店

  • 事業者情報が明確か
  • 保証・返品条件が確認できるか
  • これまでの販売実績や店舗情報を確認できるか
  • 商品説明や写真が十分か
  • 公開情報だけでも購入を検討できる状態か

中古時計は、価格が安い順に探すのではなく、信頼できる販売店の中から価格と個体を比較するほうが安心です。

マーク15は生産終了から年月が経っているため、同じRef.でも個体ごとの違いがあります。だからこそ、「いくらで買えるか」だけでなく、「どんな時計を、どの販売店から買うのか」まで含めて判断することが、納得できる購入につながります。

IWC マーク15を売るなら買取相場だけで決めない

IWC マーク15を売るなら買取相場だけで決めない
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マーク15を売却する場合も、掲載されている「買取相場」の数字だけでは判断できません。同じRef.でも個体の状態や付属品、整備履歴などによって査定額は変わり、買取店によって提示される金額にも差が出ることがあります。売却を考えるなら、相場はあくまで目安として捉えることが大切です。

買取価格は複数社で比較する

マーク15の買取価格を確認するときは、1社だけの査定額をそのまま相場と考えないことが重要です。

前章でも触れたように、同じRef.でも状態や付属品などによって価格は変わります。さらに、買取店ごとに在庫状況や販売先などが異なるため、同じ時計でも査定額に差が生じることがあります。

実際、IW325307についてPIAZOが掲載している2026年2月の査定事例でも、複数社の査定額には差が見られます。同サイトでは9社による査定事例として、最高33万6,000円という金額が記録されていますが、これはあくまでその個体についての査定結果です。

また、別の買取店が提示する価格がそれより高かったとしても、その金額だけを「マーク15の買取相場」と考えることはできません。

売却前には、同じRef.の買取事例を複数確認し、可能であれば実際に複数の買取店へ査定を依頼すると、提示された金額が妥当か判断しやすくなります。

売却前に確認したい付属品とメンテナンス履歴

売却するときは、時計本体だけでなく、手元に残っている資料や付属品も整理しておきましょう。

たとえば、次のようなものです。

  • 保証書
  • 箱
  • 余りコマ
  • 冊子などの付属品
  • 修理明細
  • オーバーホールやコンプリートサービスの履歴

特に修理明細やサービス履歴が残っていれば、これまでどのような整備を受けてきた時計なのかを説明する材料になります。

ただし、売却前に新たにオーバーホールをすれば、必ず査定額が上がるとは限りません。 整備費用をかけた分が、そのまま買取価格に反映されるとは限らないためです。

すでに整備を受けているのであれば、その履歴を確認できる状態にしておく。付属品が残っているのであれば、時計と一緒に提示する。まずはこうした準備から始めるとよいでしょう。

IWCのメンテナンス費用は別記事で詳しく解説

マーク15のような生産終了モデルは、購入価格だけでなく、今後のメンテナンスについても考えておく必要があります。

IWCのオーバーホール料金やコンプリートサービスの内容については、別記事で公式情報をもとに詳しく整理しています。

関連記事 IWCのオーバーホール料金・コンプリートサービスについてはこちら

また、並行輸入品の保証や購入後のサービスについて確認したい場合は、こちらの記事も参考になります。

関連記事 IWC並行差別はある?保証・My IWC・修理と購入時の注意点はこちら

マーク15を売るときも、単純に「いくらで買い取ってもらえるか」だけを見るのではなく、自分の個体の条件を整理したうえで複数の査定を比較することが、納得できる売却につながります。

マーク15・マーク16・マーク18・マーク20はどう違う?

マーク15・マーク16・マーク18・マーク20はどう違う?
イメージ:グランド・クロノメーター

マーク15の相場を調べていると、後継のMark XVIやMark XVIII、現行モデルのMark XXも候補に入ってきます。世代が進むにつれてサイズやムーブメントなども変化しているため、価格だけでなく、それぞれの特徴を比較すると、自分に合う一本を判断しやすくなります。

Mark XVからMark XXまでの違いを整理

IWCのMarkシリーズは、Mark XVからMark XVI、Mark XVII、Mark XVIIIへと続き、現在はMark XXが現行モデルとなっています。IWC公式の系譜では、Mark XVは1999年、Mark XVIは2006年、Mark XVIIは2012年、Mark XVIIIは2016年に登場しています。

IW328201 出典:IWC公式
IW328201 出典:IWC公式

今回比較する4世代を大まかに整理すると、次のようになります。

Mark XVMark XVIMark XVIIIMark XX
世代1999年登場2006年登場2016年登場現行
状態生産終了生産終了生産終了現行
ケース径38mm38.1mm40mm40mm
位置づけ歴史性・コンパクトさ実用性を受け継ぐ後継世代現代的なMarkシリーズ現行世代
特徴Markシリーズらしい端正なデザインMark XVの後継モデル40mmへサイズアップ自社製ムーブメントなど現行仕様

※標準的なMark XVIIIについて

Mark XVIIIはIWC公式でも2016年のモデルとして紹介され、標準モデルは40mmです。現行のMark XXも40mmで、自社製キャリバー32111、120時間のパワーリザーブを備えています。

こうして並べると、Mark XVの特徴は単に「古いMark」ではなく、後継モデルよりコンパクトな38mmというサイズと、初期のMarkシリーズならではの雰囲気を持っていることだと分かります。

一方で、現行モデルほど新しい仕様やメーカーによる現行モデルとしての環境を求めるなら、Mark XXのほうが比較対象として適しています。

Mark XVが向いている人・向いていない人

ここまでの違いを踏まえると、Mark XVは次のような人に向いています。

Mark XVが向いている人

  • 38mmのサイズが好みに合う
  • Markシリーズの歴史を楽しみたい
  • 生産終了モデルを所有したい
  • 現行モデルとは異なる個体の魅力を楽しみたい

反対に、次のような条件を優先するなら、Mark XV以外も含めて検討したほうがよいでしょう。

Mark XVが向いていない人

  • 新品の現行モデルを購入したい
  • 現行モデルとしての保証やサービス環境を重視する
  • 中古時計の個体差や整備履歴を確認する手間を減らしたい
  • より新しいムーブメントや現行仕様を選びたい

つまり、「Mark XVだからおすすめ」というより、自分が何を重視するかで選択肢が変わります。

38mmというサイズや、Markシリーズの歴史を含めた魅力に惹かれるなら、現在でもMark XVを選ぶ意味があります。一方、現行モデルとしての安心感や最新仕様を優先するのであれば、Mark XXまで含めて比較したほうが納得しやすいでしょう。

マーク15の相場が高くなっているからといって、必ずしもMark XVを選ぶ必要があるわけではありません。価格、サイズ、世代、そして中古時計との付き合い方まで含めて、自分に合うMarkを選ぶことが大切です。

IWC マーク15の相場を見るときに大切なこと

IWC マーク15の相場を見るときに大切なこと
イメージ:グランド・クロノメーター

マーク15の価格を見るときは、単純に「何万円なら安い・高い」と判断しないことが大切です。今回の記事で押さえておきたいポイントをまとめると、次の6つです。

  1. マーク15の相場は一つの数字ではない
  2. 中古販売価格と買取価格は別物
  3. Ref.・文字盤・状態・整備歴・付属品で価格は変わる
  4. 白文字盤など仕様の違いも、個体ごとに評価を見る
  5. 極端に安い個体は「なぜ安いのか」を確認する
  6. 将来の値上がりを前提に購入しない

マーク15は生産終了モデルだからこそ、同じRef.でも個体による違いが価格に表れやすい時計です。

「安く買えるか」だけでなく、「その個体がなぜその価格なのか」を見て選ぶことが大切です。

FAQ|IWC マーク15のよくある質問

マーク15の価格や購入を検討するときに、特に気になるポイントを簡潔にまとめました。相場だけでなく、買取価格や個体差についても確認しておきましょう。

IWC マーク15の中古価格はいくらですか?

2026年時点では、IWC マーク15の中古販売価格には大きな幅があります。IW325301でも40万円前後から60万円台などの販売例がある一方、状態や付属品、仕様によってさらに高額な個体もあります。

IWC マーク15の買取価格はいくらですか?

買取価格は個体や査定店によって異なります。たとえばIW325307では、2026年2月に9社平均31万5,000円の査定事例があります。中古販売価格とは別の基準になるため、売却時は複数の査定を比較することが大切です。

IWC マーク15はなぜ高くなったのですか?

マーク15は1999年に登場し、2006年にMark XVIへ移行した生産終了モデルです。供給が増えないことに加え、38mmのサイズやMarkシリーズらしいデザインなどが評価され、中古市場で一定の需要があります。ただし、すべての個体が同じように値上がりしているわけではありません。

IWC マーク15は白文字盤のほうが高いですか?

白文字盤のマーク15には高額な販売例がありますが、白文字盤だから一律に高くなるとはいえません。Ref.、状態、整備歴、付属品などによって価格は変わるため、個体ごとに比較する必要があります。

IWC マーク15を買うとき、何を確認すればいいですか?

価格・個体・販売店の3点を確認しましょう。具体的には、他店の販売価格、Ref.や文字盤、時計の状態、交換・整備歴、付属品、保証・返品条件、販売店の事業者情報などです。相場から極端に安い個体は、価格だけで判断しないことが重要です。

IWC マーク15は今後も値上がりしますか?

将来の価格上昇を断定することはできません。過去に価格が上昇した個体や現在も高額な販売例はありますが、中古市場の価格は変動します。将来の値上がりではなく、自分がその個体のサイズやデザイン、状態に納得できるかを基準に選ぶことをおすすめします。

参考・出典

IWC シャフハウゼン公式

中古価格・買取価格の参考データ

※Amazonのアソシエイトとして、The Grand Chronometerは適格販売により収入を得ています。

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この記事を書いた人

知足 知足 個人ブロガー、ライター

時計に興味を持つきっかけは、兄が所有していたオメガ スピードマスター プロフェッショナル。 その後、時計が持つ背景や思想に惹かれるようになり、現在はジャック・マイヨールに共感し、オメガ シーマスターのジャック・マイヨールモデルを状態の良い個体で探し続けている。
普段はウェブライターとして、情報の正確性と文脈整理を重視した記事制作に携わっており、 本サイトでもメーカー公式資料や公開データをもとに、感情論に偏らない情報提供を心がけている。

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